朝知った訃報:


実相寺昭雄監督
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000020-maip-peo


夜には:


宮内国郎先生(27日ご逝去)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000153-mai-peo


今日は特撮ファン、とりわけ円谷作品ファンにとっては衝撃的で、悲しい日となりました。
実相寺監督は、つい先日女優のひし美ゆり子さんがブログで、「シルバー假面」の試写会でお会いしたという話をされていたばかり。その直後の急逝となってしまいました。
宮内先生は、しばらく前にファミリー劇場の「ウルトラ情報局」にゲストで出演されていました。40年近くも愛され続けている「ウルトラQ」と「ウルトラマン」の音楽を担当できたことを本当に幸せに思っている、と嬉しそうに語っておられました。インタビューの間じゅうずっと、にこにこと笑みを絶やさなかった温和な先生でした。


今年はウルトラシリーズが始まって40年。「ウルトラ」に関わった方たちの中にも、すでに幽明境を異にされている方が少なくない。40年という時間を考えればそれも当然のことだろう。しかし69歳で逝去された実相寺監督は「ウルトラマン」当時は29歳、今年2月に亡くなった佐々木守氏も同じく当時29歳。「ウルトラマン」「ウルトラセブン」などを筆頭に、40年を経た現在も名作・傑作であり続ける作品群を作り出した当時のスタッフの大半が20代〜30代の若者であり、現在も精力的に活動されている方も多いことを考えると、「世代交代」を言うにはあまりに早いように思えてならない。


最後になりましたが、実相寺監督と宮内先生のご冥福をお祈りいたします。
あちらで新作の計画もあろうかと思いますが、もうこれ以上スタッフや出演者を呼び寄せないで下さい、とお願いします。