帰ってきたウルトラマン」38話「ウルトラの星光る時」を見る。ご存知、初代ウルトラマンウルトラセブン、帰りマンの歴代3人のヒーローが初共演する豪華絢爛なエピソードです。もう何十回となく見てるはずなのに、それでも見るたびにわくわくしますねこれは。

  • 「それぞれ別の方向から飛んできた初代マンとセブンがすれ違いさまに挨拶を交わす(セブンは何もしてないように見えるが、我々凡人の目には何も映らなかっただけだろう)」場面、
  • 「ナックル星から暗黒の宇宙へと飛び立った初代マンとセブン、二人並んで飛んでいたが、やがてセブンが画面手前へと進路を変えて二手に分かれる」場面、
  • 捕われの帰りマンを磔から解放したのち「二手に分かれていた初代マンとセブン。セブンが初代マンの隣に戻ってきて再び横並びに。初代マンがちょっとセブンの方を向いて合図をし、次の瞬間二人が同時に顔を上げ、ビームを放ってナックル宇宙船を撃墜」の場面、

この流れがねぇ、もうどうしようもなくカッコイイんですね。何度も何度も早戻しして、繰り返し繰り返し見てしまいます。
こんな陳腐な言い方しか出来ないのがもどかしいですが、本当に凄く、しかもさりげなく「プロフェッショナル」ですよね、この2人。帰りマンとは明らかに格が違うのを見せ付けてる。さりげなく。
帰りマンがナックル船団を撃破して地球へ向かうのを見届けたら、2人はまた挨拶を交わして、何事もなかったかのようにそれぞれの仕事に戻って行ったんでしょうなぁ、ああカッコイイ…


だからあの、初代マンとセブンのスーツのみすぼらしさが許しがたい。あとナックル星を飛び立つ時の声。客演時に声がオリジナルと違うっていう手抜き?は半ば当たり前で、製作側はあまり問題だとは思ってないようだけど、見てる側には興ざめです。