Madjiru2005-08-01

御殿場プレミアムアウトレットの帰り道、中央道に乗ったら事故で渋滞の情報。「東京方面 小仏トンネル付近で乗用車2台による事故のため約17kmの渋滞 渋滞を抜けるのに100分ほどかかります」とのこと。
渋滞に巻き込まれる前に休憩せねばと、事故&渋滞地点手前にある談合坂SAへ。SAから出るのにも20分かかると表示が出てましたが、仕方ない。
早めの夕食も済ませて建物から駐車場へ出ると、駐車場の通路という通路は、本線へ出ようとする車の列で埋まっていた。そんな中にひときわ人目を引く銀色のコンバーチブルが。60年代のポルシェのスパイダーかスピードスターといった感じのクラシックなスポーツカー(車に詳しくないので何だかわかりません)。運転しているのはガラの悪そうな50代と思しきオヤジ、助手席にブサイクな息子(だと思う)。
駐車スペースを出て、本線に合流できるのをひたすらに待っている、数分毎にチビチビと進むのがやっとの車の列に加わる。でも私らはたまたま出口に近いところに車を停めてて、出口に近いところで合流できたからな、遠く(建物の近くなど)で動けないまま待ってる人に比べればいくらかマシかな、などと考えていた。
…と、出口近くで本線への合流を待つ私達の車列のすぐ横の空き駐車スペースに、さっきの銀色のコンバーチブルが滑り込んできた。オヤジとブ(ry)な息子はトイレにでも行くのか、車を離れてどこかへ歩いて行った…のだが、それにしてはずいぶん短い時間のうちにまた車に戻ってきた。そして…出口に近い私達の車の列に、何食わぬ顔で割り込んできやがったのである。


殺したろか。


さて、じりじりと動きつつようやく本線と合流(上の写真)。本当にじりじりと動くのがやっとなので周囲の車の面子は全く変わらない。前にはインプレッサ、右隣は観光バス、そのまた右隣にパサート、などと覚えてしまった。出口近くで私達の何台か前に割り込んできやがったあのオヤジのコンバーチブルはどこにいるのか、影も形も見えない。


のろのろと進み、日の落ちる頃、そろそろ事故現場か?ここを過ぎれば渋滞解消か?というところまで来た。
ふと路肩のほうを見ると、青いコンバーチブルが停車している。あれ、さっきあのバカオヤジの車と一緒にいた車じゃない?と夫と話しながら少し進むと、青い車の前にはさっきのバカオヤジの銀のコンバーチブル(いつの間にこんなところまで来てたんだ?)、そしてその前には、追突されたらしくテールライトが原形をとどめないまでに壊された白いレガシィツーリングワゴンと、飛び散ったテールライトの破片。


何!


横を通り過ぎながらバカオヤジの車を見ると、フロント部分が大破していた。
何でこんな渋滞のさなかに、そんなもの凄い勢いで追突するんだ?
恐らく助手席のブ(ry)な息子や周囲の車にええカッコして見せようと思って、一台分の車間距離が空けばすかさず猛スピードでそこへ割り込む、なんていう小刻みな蛇行運転を繰り返してここまで来たんじゃないかと。もちろん路肩もフル活用。で、何かの理由で路肩に停車していたレガシィに追突、と。
レガシィの人が気の毒で仕方ない。おとなしそうな若い男性でしたが。


おいバカオヤジ、お前にはそんな車は相応しくないと思うぞ。お前みたいなバカで下品なオヤジは、もっと下品で悪趣味な車に乗ってりゃいいんだよ。大事に乗る気もないくせに、そんなピカピカのクラシックカーを買うんじゃねぇよ。