そのデミオで今日(いきなり)御殿場の「御殿場プレミアムアウトレット」へ。
以前ハワイのワイケレ・プレミアム・アウトレットに行ったことがあって、ふいんきや建物の造りが全く同じだなと思ってたら、同じ会社が運営してるんですね。でもトイレットペーパーまでがアメリカと同じなのはやりすぎだ。Kimberleyとかいうメーカーの、でかいケースの中に巨大なペーパーのロールが入ってるやつなんだけれど、使いにくいことこの上ない全くダメな製品(断言)。アンメェリカァンなふいんきはこの際どうでもいいから、使う側から見て理にかなった製品である日本のトイレットペーパーに替えたほうがいいと思う。


それはともかく、とにかく広い。私は所謂高級ブランド品には全く興味のない人間なので、見て歩いてもそんなに時間はかからないだろうとタカをくくっていたら、全然時間が足りませんでした。
L.L.Beanでは、「通販で購入されたけどサイズが合わないとかいった理由で返品された商品」が安く売られていた。理由に関わらず返品に応じるって言ってるけど、返品されたものはどうしてるんだ?と思っていたら、こういうことだったか。
商品は殆どがアメリカサイズ。普段女性用の服はLサイズしか買えない私だからMかなと思い、手に取ってみたが、それでもまだ大きいような気がする。サイズの一覧表があったのでそれを見てみたら、私でもSサイズで充分なような…?しかし普段Lしか買わないのに、アメリカサイズとはいえSというのはどうなんだ?と考えていたら店員さんに声をかけられた。
話をするとやはりSでよさそうだ。「お客様ならSサイズで充分ですよ」なんて生まれて初めて言われた(笑)。聞けば、アメリカ人向けに伸縮性の高い生地で、さらにそれが極限にまで引き伸ばされた状態で着る(笑)ことを想定して作られている、従ってTシャツやタンクトップも腰の部分を細めに作ることはなく、ズドンとした真っすぐな型になり、日本人女性には大きすぎて合わないことになる…というのがデカ女の私でもSサイズを余裕で着られる理由。


L.L.Beanのイメージと言えば?カタログを彩る様々な写真を思い浮かべてみよう。ハイキング、トレッキング、キャンプ、フライフィッシングに、カヤックやカヌーやラフティング。徹底してアウトドア志向。モデルの誰もが健康的で、洗練されたテイストwを持った都会的な男女といった感じ。もちろんだらしないデブなんかいやしません。L.L.Beanは不健康で怠惰で活動的でない人間のための商品は用意しておりません。デブはGAPを着やがれ(とでも言いたげ)。
…なのにね。でもやはりある程度はそんな、本来L.L.Beanの商品のコンセプトに相応しくない層も受け入れないわけにもいかないのが実際のところなんでしょうねぇ。私ですらSだってことは、MやLやLLを着るのは相当にデ…デカイ女性でしょうから。


そういえば以前新大阪駅で見かけた白人女性(服装から判断するにアメリカ人)は、冗談抜きで本当に巨大なそろばんの珠そのものの体型だった。ウエスト部分が絞られた型の服なんて、そりゃ着られるわけがないわな。


その後LANDS' ENDへ。通販ではあっと言う間に品切れになったプリント柄のアイリッシュリネンのシャツなどが多量にあってコーフンしました。時間がなかったので早々に切り上げざるをえなかったけど、今度はもっとゆっくり見たいです。


Paul Smithのお店はメンズ商品しかなくてガカーリでした。


帰り道のことは明日の日記に書きます。