交通量の多い道路は除雪車が除雪をして融雪剤も撒かれて、雪のない黒い道になっているけれど、ちょっと内側に入った狭い道路、交通量の少ない道路、住宅の間の道路には全く除雪がされず、ただひたすら雪が踏み固められていくばかりの所もある。家のすぐ外の道路もそうだ。片側一車線ずつの道路には通行する車が作った轍が出来ている。滑ってハンドルを取られないためには轍に沿って走らないといけないので、いつまで経っても轍は無くならない。路肩に積もった雪のせいで道路全体の幅が7〜8割方に狭くなっており、下手をすると轍が3本になっている -- 雪の積もった路肩を避けて車が道路中央寄りを走るうちに両車線の右側の轍が一本になる -- 箇所もあって、そんな場所では車どうしがすれ違うのにも、一方が止まってもう一方をやり過ごさなければならない。

こんな道で今日、一瞬血の凍るような思い(大げさ?)をした。反対車線のハイラックスサーフとうちの車とがすれ違うときのこと。どうやら止まってやり過ごす必要はなさそうだが、しかし両者の間隔は相当に狭い。ぶつかりそうで危ないからと、サーフの人は多分気を利かせてハンドルを切ってうちの車から離れようとしてくれたんだと思う。しかしサーフのデカいタイヤでさえ上手く轍を乗り越えることはできなかったようで、サーフの車体が滑って斜めに!うちの車の右の鼻先とサーフの右後尾が危うく衝突するところでした。一瞬ホントにぶつかったと思ったですよ。
轍のあるところでは絶対にハンドルを切ってはいけないということです。