ジムニー

別に何が欲しいでもないけれど、中古車フェアなどで軽自動車を物色してました。初めて現行のジムニーの車内を見て、驚きました。
リアハッチを開けると、リアシートの後ろには猫の額程度のカーゴスペース。え?これだけなの?と思いつつ、リアシートの背もたれ部分を前方に倒し、座面部分を直角に起こし、さらに前方に90度倒す。
終了。
なんだコレ?これだけ?
畳んだリアシートの厚みはそのままだから、カーゴスペースはフラットにすらならない。
いや、これ(リアシート)、まだ前方にスライドして広くなるとかじゃないの?と、シート取り付け部分を触ってみましたが、フロアに固定されていて全く動かない。
なにコレ?ジムニーなのに、なにコレ?と、本当に訳が分かりませんでした。
軽いボタンを引き上げるだけでリアシートが倒れて、広くてフルフラットなカーゴスペースが出来るワゴンRMRワゴンと比べようもなく使い勝手の悪い(と言うか、使いみちのなさそうな)車でした。
これはすでにジムニーとは呼べないんじゃないかという気がしたのですが…。
これではもう旧型(特に軽貨物)のジムニー乗りは、それがどんなにボロボロになっても乗り続けるしかありませんね。だってこれに買い替える意味ないもん。
現行の“ジムニー”がこういう車だと知ってから、これに乗ってる人はなんでこの車を選んだのだろう?と不思議です。