10月30日の続き



ヒュンダイソナタ」のCMで実際にヨン様が握ったステアリング。この横には等身大のヨン様型wの写真看板が置かれていて、ヨン様に寄りかかってうっとりとした表情で写真に収まっているおばさんたちが引きも切らなかった。その隣でこんなモノの写真を撮っていた私も彼女らの一人だと思われただろうか。



私にはどんな超高級車よりもスーパーカーよりも縁のないような気がする、何となく特別な存在のアストン・マーティン(写真はDS9 VOLANTE)。007だとかボンドカーだとかいう言葉がそこここから聞こえていたが、私が思い出していたのは「ジョニー・イングリッシュ」のローワン・アトキンソンだった。



頭上注意


会場の殆どを見て回った後はもう疲れて、フェラーリだのランボルギーニだの、私達には無縁の車たちはスルーしてしまった。車は当然だがコンパニオンもレベルが高いのか、人だかりが凄くてとても近寄れなかったし。今思うと私達は各メーカーの夢と最先端技術とが作り出した斬新なコンセプトカーよりも、市販車や、「これは近々市販されそうかな?」と思う車ばかりを熱心に見ていた小市民だった。


帰りがけに二輪車の展示を見る。おじさんもおばさんもお兄さんもお姉さんも子供も、みんなバイクに跨ってポーズをキメて、とても嬉しそうだ。本当は誰でも皆、乗れるものならバイクに乗りたいと思っているんだろうな、と思った。