スーパーサイズ・ミー」のことをまた考えていた。アメリカでも巨デブはそれなりに白眼視される、と言ってたな。そうなのか。でもそれって目くそ鼻くそを笑うってやつじゃないのか?笑える立場の奴が一体どれだけいるのかと問い詰めたい。

ギルバート・グレイプ」で、お母さん(夫が自殺して以来ずっと引き籠っていて巨デブになった)が警察(保安官のところ?)にアーニー(ギルバートの弟)の身柄を引き取りに行く場面で、お母さんを見た人達の誰もがくすくす笑ったり指差して笑ったり、挙句の果てに写真を撮ったりしてました。こんなことあるのか?と思いながら見てました。お母さんは確かに巨デブだけど、でもアメリカの田舎町じゃ珍しいモノじゃないだろうにと思って。笑ったり写真を撮ったりしている大勢の人達の中にデブがいなかった(記憶は定かじゃないがそうだったはず)のは、「ベイウオッチ」を見ていて、カリフォルニアのビーチなのに青白いデブは一人もいなくて、テレビショッピングのフィットネス器具の紹介に出てくるような小麦色の肌のナイスバディの男女しかいない、のと同じくらいに違和感があった、と言ったら言い過ぎかw