以前「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説THE MOVIE」のサントラがどうも今ひとつ…ということを書いた。でもその後何度か聴き込むうちにすっかり気に入りました。
それまでのウルトラ映像作品ではキャラクターそれぞれに「○○のテーマ」があり、さまざまな場面にそれぞれに相応しい曲があって、それらがキャラクターなり場面のバックにはめ込まれる、というのが一般的ですが、「銀河伝説」のサントラを担当したのは主にハリウッドで活躍中のアメリカの作曲家、Mike Verta氏。「銀河伝説」では上記のような形式ではなく、映画全体を大きく幾つかのシーケンスに分け、その各々に合わせた曲を、そのシーケンス全体に被せるというやり方。だからサントラ全体を聴けば映画の流れ全体とシンクロするのだけど、「○○のテーマ」とかいうふうに、特定のキャラや状況に直結する、覚えやすくて明確なフレーズというのはなかなか出てこない、というかわかりにくい。
最初あまりこのMike Verta氏の作品に馴染めなかったのは、それまでのウルトラ映像作品の(というか、日本で一般的な?)サントラの形式とは全く違っていたからなんだろうなと思う。

(ここで一旦up。iPhoneからの入力は難儀だなぁ)