7月17日の日記に続き、飛行機絡みの話。
ある時、JAL那覇→中部空港行きに乗った。その日はクラスJシート(1,000円だけ余分に払えば座れるので)。
出発前、物入れに荷物を入れたりしていた。私の後ろの席には強面の中年男性。JALのクラスJ、ANAのプレミアムクラスには往々にして893風の人が乗っていたりする。この人もそんな雰囲気があった。
私の後ろのその強面男性も荷物を棚に載せたり、前のシートの背部分についてる袋にスポーツ新聞を突っ込んだりと忙しくしていたが、そうしながらもしきりに大きな体をかがめ、怪訝な表情でシートの下をのぞきこんだりしている。何かを探しているのか?
私の足に何かが当たったので見ると、私のシートの足元の床にペットボトルが転がっている。まだ温かい、甘そうな甘そうなカフェオレのペットボトル。しかも500ml。
拾い上げて「これをお探しですか?」とその男性に聞いてみた。男性はうれしそうに「あっそれ探してたんですわ、ありがとございます。」と受け取った。
強面のおじさんなのに甘いカフェオレがお好きなんですね。
学生時代にアルバイトをしていた喫茶店に毎日来ていた見るからに893の男性も「スティックシュガーは2本」と決まっていた。昨今は健康志向で4gや2gなんていう細い細い袋のスティックシュガーもあるが、当時('80年代半ば)は8gが普通。しかもカロリー控えめ?何それ?な時代。笑い話なんかではよく聞くが、実際893には意外に甘党の人が多いんだろうか?