幸子は17歳の高校生。医師で祖父の太一郎、大学医学部助教授の父の茂、母敏江。幸せな家族のはずが、幸子には出生の秘密が。実は幸子は父・茂の妹の理恵と、その不倫相手である茂の上司、相良との間に生まれた子供(生んだことは内緒)。
ある日、幸子は父の勤める病院で放射能漏れ事故に遭い、医学生光夫に助けられる。二人は恋に落ちるが、彼は相良の息子で幸子とは異母兄弟だった…

リアルタイムにもその後にも全く見たことがないので知らなかったのだけれど、30年ぶりにリメイクされるという「赤い疑惑」はこんな話なんですね。新聞の紹介記事を読んで朝から笑ってしまいました。いや他人の不幸を笑うってのもアレなんですけど、でも、こうもたたみかけるように不幸やら不運やらが続くさまがあまりに、面白くて。
近頃日本でもヒットしてる韓国ドラマもこんな感じのが多いらしいですね(こちらも見たことがないので知らない)。製作者が相当「赤い」シリーズに影響を受けてるらしいですし。

以前読んだ本によれば、韓国の女優さんは、これでもかこれでもかと次々と襲う不幸にひたすら耐え忍ぶ悲劇のヒロインを演じて成功しなければスターにはなれないそうです。そして視聴者もそんなひたすらに不幸なヒロインに我とわが身(と民族の歴史)をダブらせて見るのが大好き、と。韓国のテレビ視聴者が直接この「赤い」シリーズを目にする機会がこれまでにあったのかこれからあるのか知らないけど、放送されたらヒットするんだろうな〜。
伝聞ばかりのカキコですみません。